はじめてのPHP
本章は、次のように画面に表示されるPHPファイルを作成することを目標とします。

今回の課題について
public ディレクトリ内の hello.php を以下のとおりに編集します。
<!-- ① --> や、// ⑤ は注釈です。以降の章でも同様にコード内に番号で注釈を記載しますが、入力する必要はありません。
hello.php
<!-- 今回は初回なので、仮のファイルを用意しましたが、今後は指示に従い、自分でファイルを作っていって下さい -->
<!DOCTYPE html> <!-- ① -->
<html lang="ja"> <!-- ② -->
<head>
<meta charset="UTF-8"> <!-- ③ -->
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Document</title>
</head>
<body>
<!-- この領域がPHPの処理内容です -->
<?php // ④
echo '<p>Hello,PHP</p>'; // ⑤
?> <!-- ⑥ -->
<!-- PHPはここまで -->
</body>
</html>
【解説】
①: この文書がHTMLのバージョン5で作成されたものであることを宣言している
②: lang="ja" は、この文書が日本語で書かれていることを示している
③: このPHPファイルがUTF-8の文字コードで書かれていることを示している
④: ここからPHPスクリプト(プログラムコード)が始まることを示している(<?php で始まる)
⑤: 画面に文字列や<p>タグなどのHTMLタグを出力するにはechoコマンドを用い、文字列をシングルクォーテーションで囲む
⑥: PHPスクリプト(プログラムコード)が終わったことを示している(?> で終わる)
hello.phpの中にはHTMLとPHPのコードが混在する(それがPHP)- 出力する部分(今回だったら、
Hello,PHP)についてはPHPの命令コードを記述する
※出力する文字を pタグでくくる のは、自動採点にて、pタグで囲まれる文字列を判定材料としているためです。自動採点については後述します。
ページの確認方法
開発環境で操作しているとき、VSCode下部にあるポートにて、Webサーバーとの接続先が出るようになっています。

マウスカーソルをあてる(ホバーする)と、地球マークが出てくるのでクリックしてください。

初期画面は以下のようになります。

URLの末尾に /hello.php を追加することで、hello.php の内容が表示されます。
- Ctrl-L(Cmd-L)を押すと大抵のブラウザはアドレス欄を編集できる
- アドレスの末尾に
hello.phpを付ける

- 以下のように表示されればOK
